千葉駅―幕張新都心間の直行バス 来月2日から
京成グループ、ちばフラワーバス(千葉県山武市)は10月2日、JR千葉駅など「千葉都心」と幕張メッセを中心とする「幕張新都心」を結ぶ直行バスの運行を始める。両区間を乗り換えなしで移動できるため、利便性が向上する。当面は平日運行とするが利用状況をみて土日の運行も検討する。
新規路線「Twin City Liner ちばまく」は、千葉都心側の停留所が千葉駅東口、中央二丁目、京成ホテルミラマーレで、幕張新都心側はJR海浜幕張駅、幕張メッセ中央、イオンモール幕張新都心。運賃は大人片道400円とする。
千葉駅に京葉線の列車が乗り入れていないなど、千葉駅と幕張新都心を公共交通機関で行き来するには鉄道やモノレール、バスのいずれでも乗り換えが必要だった。
平日の朝から夕方にかけて上下9便を運行する。幕張メッセで開かれる大型イベントへの来場者を千葉駅周辺に呼び込む狙いがある。直行便は高速バスの車両を利用するため、スーツケースなどの大きな荷物もトランクに積める。座席定員制なので必ず着席できる。