高齢者が「支える側」に 若手官僚の報告書に反響
経済産業省の若手官僚がまとめた報告書がインターネット上で話題になっている。現役世代が高齢者を支える社会構造の問題を提起する内容で、「シルバー民主主義」や「昭和の標準モデル」など、役所文書ではなかなかお目にかかれない文言にも反響が広がる。著名人のSNS(交流サイト)の発信を機に議論が広がりそうな雰囲気だ。
■社会システム「1960年代を前提」
「不安な個人、立ちすくむ国家」と題した報告書は全65ペー...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り887文字
関連企業・業界