日本ハム、末沢新社長を発表 「米中心に海外事業強化」
日本ハムは13日、末沢寿一取締役専務執行役員(60)が4月1日付で社長に昇格する人事を正式発表した。同氏は大阪市内で記者会見し「海外事業を強化していくうえで、特に市場規模の大きい米国を狙う」と述べた。10年以内に売上高を2015年3月期予想比25%増の1兆5千億円、海外売上高比率を同15ポイント高い25%にする。
末沢氏は北海道日本ハムファイターズの取締役オーナーにも就任する。役員定年の内規に抵触する竹添昇社長(66)と小林浩会長(68)は4月1日付で取締役になり、6月下旬の株主総会で退任して顧問に就く。会長は空席とする。
末沢 寿一氏(すえざわ・じゅいち)76年(昭51年)神戸大農卒、日本ハム入社。12年取締役常務執行役員、14年取締役専務執行役員。大阪府出身。
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