ロンドン株12日 反発 39ポイント高 たばこ株大幅高に転じる
【NQNロンドン】12日のロンドン株式市場で、FTSE100種総合株価指数は反発した。前日11日の終値に比べ39.82ポイント高の7313.36で引けた。構成銘柄の半数以上は上昇した。
午前に下げに転じる場面もあったが、午後には一段高となった。たばこ株は午前に売られていたものの、米食品医薬品局(FDA)による電子たばこへの取り締まりが予想ほど厳しいものではないと判断され、午後に急速に買い圧力が強まった。たばこ株の値上がりが株価指数の上げに大きく貢献した。
たばこのブリティッシュ・アメリカン・タバコは6%近く買われた。インペリアル・ブランズも3%超上がった。石油と金属の価格が上昇したことから、資源株は全面高となった。BPと資源商社のグレンコアの上げが大きくなった。ファッションのバーバリー・グループの値上がりも朝方から目立っていた。
半面、バークレイズなど銀行株は売られた。電力のSSEは、温暖な気候などを理由に上期の利益が前年同期と比べて半減するとの見通しを示し、8%超下落した。ガス供給・販売のセントリカも3%超下がった。