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2月期企業の純利益進捗率 首位は吉野家HD

日本株番付

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小売りや外食が多い2月期決算企業の2019年3~8月期の決算が出そろった。通期の純利益予想に対する進捗率を調べたところ、首位は牛丼チェーン「吉野家」を展開する吉野家ホールディングス(HD)だった。

同社は牛丼の新サイズ「超特盛」が好調で3~8月期の最終損益が2年ぶりに黒字に転換した。下期は10月の消費増税の影響など不透明要因があるため、通期予想の上方修正はしていないが、年初来の株価上昇率は4割を超えている。

コンビニエンスストアは2位にローソン、4位にファミリーマートが入った。いずれもプライベートブランド(PB)のヒット商品が業績をけん引し、増益を確保した。ただ、人手不足のほかコスト上昇など経営環境は厳しさを増しており、株価はさえない。

8位の松竹はシネマコンプレックス(複合映画館)事業が好調で3~8月期の純利益は5割増えた。通期予想は据え置いたが、下期も「アナと雪の女王2」など大作公開があり、期待先行の買いが入っている。

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