1~6月の上昇率 海外株式型が上位に
投信番付
2019年上半期(1~6月)に基準価格が上昇したファンドはどれか。上場投資信託を除く国内公募の追加型株式投資信託すべてを対象に、分配金再投資ベースの上昇率(リターン)をランキングしたところ「iFreeレバレッジ NASDAQ100」が首位となった。米ナスダック100指数(米ドルベース)の2倍程度の値動きになるよう運用する。
3位には同様の手法でS&P500種株価指数(同)への連動を目指すファンドが入った。上位は海外株式に投資するものが目立つ。
2位と7位は中国株式に投資するファンド。2位の投信は中国本土の内需関連企業が多い中国A株に投資する。7位のファンドは中国株全般が対象だ。
サイバーセキュリティーや遺伝子工学、宇宙などのテーマ型で設定から1年ほどの新顔のファンドも好成績を収めた。
ただし、リターンの大きいファンドは価格変動リスクも高くなる傾向がある。
(QUICK資産運用研究所 小松めぐみ)