データ駆動社会の展望(中) 半導体、設計思想の変革を
平本俊郎 東京大学教授
○データ利活用を支える基盤技術が半導体
○微細化と3次元積層でムーアの法則維持
○低消費電力と劇的なコストダウンが鍵に
データが社会の主役に躍り出た。今や、多種多様のデータが私たちの知らないところで自動的に様々な技術によって収集されている。データが駆動する社会では、これらのデータを総合的に分析・可視化して、個人や企業が将来予測や意思決定に利活用することになる。すなわち、データにこそ価値の源泉が...
経済学などを専門とする学者や有識者が内外の論文やデータを紹介しながら、学術的な視点から経済の動きをわかりやすく解説します。