エコノミストが選ぶ 経済図書ベスト10
混迷する世界 体系立てる 長年の集大成 力作そろう 回顧2018
毎年恒例の「エコノミストが選ぶ 経済図書ベスト10」の結果がまとまった。混迷する世界経済の現状をどう捉え、対策を打ち出せばよいのか。理論と現実の両面に目を向け、体系立てて論じた著作が多く入選した。研究者や実務家としての長期にわたる経験や所感を詳細に記述した本が目立ったのも今年の特徴だ。
多くの選者の票を集め、1位に輝いたのは『良き社会のための経済学』。藤田康範・慶応大学教授は「経済学に精通し、圧...
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