モフタル・リアディ(30)未来
再び金融、最新機能付加 インドネシアの発展を確信
もう銀行はやらないつもりでいた。リッポーはアジア通貨危機で銀行を手放してから中核事業を土地開発と情報通信の2つに絞った。土地開発の必要性から小売り、学校、病院などの事業が派生したが、銀行への再参入は頭になかった。情報通信では携帯電話などの新事業に忙しかった。
だが思いがけなくも数年前にノブ銀行という小さな銀行を買収することになった。友人が助けを求めてきたのがきっかけだった。友人はこの小銀行を買収...
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