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変革問われるキューバ新世代

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キューバの国家元首にあたる国家評議会議長にミゲル・ディアスカネル氏(58)が選ばれた。1959年の革命のあとに生まれた世代がトップに立つのは初めて。経済をたて直すための改革や対米関係の改善が課題となる。

退任したラウル・カストロ前議長は、共産党第1書記の座にはとどまる。なお影響力を保つ見通しだが、高齢なので党を含めても世代交代は時間の問題だ。

ラウル氏は、兄の故フィデル・カストロ元議長のあとを受け2008年に議長に就いた。以来、自営業を認めたりインターネットを解禁したりし、部分的な経済の自由化を進めた。対米関係では15年に当時のバラク・オバマ政権と54年ぶりの国交回復を実現した。

ただ、自由化で格差が広がったとの反発が出て近年は経済改革が停滞気味。ドナルド・トランプ米大統領の登場で対米関係は再び冷え込んでいる。一方で、統制経済がもたらすモノ不足や雇用不足に対する国民の不満、とりわけ若い世代の不満が募っている。

ディアスカネル新議長はカストロ兄弟のような革命家としての実績を欠き、権力基盤は脆弱だ。大胆な改革や政策変更は難しいとの見方が多いが、いずれ経済を活性化する取り組みが必要だ。

それには対米関係の改善も含めた対外政策の調整、さらには広く国民の声をすくい上げるための政治改革も、求められる。

キューバの針路は中南米の政治情勢にも影響する。カストロ兄弟ひきいるキューバは、反米的な左派政権や活動家たちの精神的なよりどころとなってきたからだ。

その意味で、60年近くに及んだ「カストロ時代」の閉幕は、中南米の国々が不毛なイデオロギー的な亀裂の克服に踏み出すためのチャンスだといえる。

気がかりは米国の迷走だ。トランプ政権の排外的な姿勢は、キューバに限らず中南米の広い地域で反米的な機運を刺激している。結果として、ロシアや中国の影響力拡大に手を貸しているからだ。

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