エコノミストが選ぶ経済図書ベスト10
「働き方」理論とデータで分析 金融再生への提言にも注目 回顧2017
毎年恒例の「エコノミストが選ぶ 経済図書ベスト10」の結果がまとまった。官民で議論が進む「働き方改革」に関心を持つ選者が多く、雇用や労働の問題を、理論とデータの両面から分析した秀作が並んだ。メガバンクが大規模な人員削減の計画を発表し、金融機関の先行きが不透明さを増す中で、金融を立て直す方法を提言する本が上位に入った。
大差で1位に輝いたのは『人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか』。福田慎一・東...
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