米の「中東重視」瀬踏み 同盟国、長期戦略を注視
【テヘラン=岐部秀光】トランプ米大統領は初外遊先に中東を選び、地域問題に再び関与する姿勢を鮮明にした。中東各国は複雑に絡み合った問題の解決には米国の指導力と関与が欠かせないと考えており、米国の中東重視への「回帰」の本気度を瀬踏みしている。
19日開始のトランプ氏の外遊はイラン大統領選と重なった。イランと対立するサウジアラビア、イスラエルを訪れ、「イラン包囲網」強化を演出する意図は明らかだ。
ただ...
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