明治大サッカー部監督 栗田大輔(下)
大学サッカー部は人間形成の場/視野を広げ、世界での活躍促す
明治大学サッカー部監督の栗田大輔は1970年9月に清水市(現在の静岡市)で生まれ、幼稚園でサッカーを始めた。明大では第一線の選手とはいかなかったが、高校時代は地元の名門、清水東高のウイングのレギュラーとして活躍。1学年下の元日本代表、相馬直樹とは共にプレーした。
大学卒業後、栗田は大手ゼネコンの清水建設に入社し、営業畑を歩む。30代後半で役員秘書。この経験が監督としての基盤になった。「1万人以上...