世界貿易、縮小止まらず
10~12月、5四半期連続 WTO調査
【ジュネーブ=細川倫太郎】世界貿易機関(WTO)が18日発表した2019年10~12月期のモノの貿易指数は、貿易の拡大・縮小の判断の目安となる100を5四半期連続で下回った。7~9月期(95.7)から若干持ち直して96.6となったものの、米中貿易戦争などの影響で停滞が続く。特に電子部品や航空貨物が弱く、世界経済の減速でモノの動きは当面鈍くなるとみられる。
指数は輸出受注や自動車生産・販売などから...
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