10月4日 ベトナムの結合双生児、分離手術成功
1988年10月4日、下半身が結合した状態で生まれたベトナムの双子「ベトちゃんドクちゃん」の分離手術が成功した。ベトナム戦争の被害の象徴として知られた2人は南部ホーチミン市内のツーズー病院で手術を受けた。日本赤十字社は医師チームを送り、透析など専門的な助言や医療機器の提供で支援した。
双子は65~75年の戦争中、米軍が散布した「枯れ葉剤」と呼ばれる化学物質の影響とされる障害を持って81年に生まれ...
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