ユニクロ、7年連続増収 前期、国内既存店1%増
店舗大型化、客数伸ばす 在庫処分響き客単価下落
ファーストリテイリングは3日、2019年8月期のユニクロ事業の国内既存店売上高が1%増え、7年連続で前年を上回ったと発表した。好立地で店舗を大型化し、1店舗当たりの売上高を伸ばす戦略などが奏功した。ただ近年は大ヒット商品を出せず、10月の消費増税で個人消費の動きが読みにくいなか、店舗の大型化による集客効果が続くかは不透明だ。国内の収益力を高めるための課題は少なくない。
19年8月期は暖冬で単価の...