シャープ、米関税にらみ生産移管
パソコンの一部、中国から
シャープは米国向けのノートパソコンの生産の一部をベトナムに移管する方針を決めた。これまでパソコンは、ほぼ全量を中国にある自社工場で生産してきた。だが米国による対中関税「第4弾」が発動されれば、最大25%の関税負担が発生することになる。早期に代替の生産拠点を確保することで米国市場での価格競争力を高める狙いだ。
シャープは2018年秋に東芝から買収した子会社のダイナブック(東京・江東)を通じてパソコ...
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