中国工業生産 伸び鈍化
4月5.4%増 インフラ投資、力不足
【北京=原田逸策】中国国家統計局が15日発表した2019年4月の主要経済統計によると、工業生産は前年同月比5.4%増えた。販売不振の自動車などの生産が振るわず、伸び率は2カ月ぶりに鈍化した。中国経済は回復力に乏しい状況で、米国による追加関税の打撃が懸念される。
工業生産の伸び率は1~3月の平均(6.5%増)も下回った。半導体や石炭の生産、発電量も低迷した。
3月は8.5%増と高い伸びを記録したが...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り345文字