「TPP」からの牛肉輸入増
4月上旬 2年目の関税下げで
環太平洋経済連携協定(TPP)の参加国からの牛肉輸入が増えている。財務省のまとめによると、2年目に入り関税率が下がった4月上旬までの輸入量は2万424トンとなる見通し。18年4月1カ月分の6割に達した。
牛肉の輸入関税はTPP発効前まで38.5%だったが、発効1年目に27.5%まで下がり、2年目にあたる4月からは26.6%になった。3月は1年目の関税率引き下げで輸入が増えた影響で、セーフガード(...
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