赤ちゃんや高齢者、持病がある人 「災害食」2週間分の備えを
支援物資 栄養に偏り
赤ちゃんや高齢者、持病がある人の、災害時の食事が重視されるようになった。災害から逃れたものの避難所で必要な食事ができずに命を落とすことが多いからだ。こうした災害関連死をなくすための食の手配など公助の体制もできた。だが、南海トラフ地震など広域災害では公助にも限界がある。自助の備えが防災の基本となる。
2011年3月11日の東日本大震災の直後、避難所の体育館での出来事。1週間前後で支援物資が届き始め...
関連企業・業界