ゼンリン、地図データの付加価値磨く グーグルマップ「離脱」
収益影響は限定的か
21日ごろから発生したグーグルマップの不具合を巡り、地図データの提供を縮小したゼンリンの動向が注目されている。無料ダウンロードなどで「より多くの利用者を集める」ことを目指すグーグルに対し、地図データの付加価値を高めて収益源にしたいゼンリン。契約見直しの背景には、両社の思惑の違いがあったようだ。
グーグルマップではゼンリンの著作権マークが消えた21日ごろから、一部の宅地地図が不鮮明になるといった不...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り862文字