コメ先物、投資マネー流入 大阪堂島商取
建玉、昨年末比4倍に 作柄悪化で上昇期待
大阪堂島商品取引所のコメ先物市場に投資資金が流入し始めた。主力の新潟コシヒカリ先物は、取引規模の目安になる未決済の契約残高(建玉)が2月下旬時点で590枚(1枚1.5トン、売り買い平均)と2018年末比の4倍になった。不作で価格が上昇するなど関心が高まる。取引に厚みが増せば価格に指標性が出て、農家も生産計画を立てやすくなる。
「もともとコメはなじみがある商品。10枚単位で売買注文する顧客もいる」...
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