WTO、米輸入制限でパネル
鉄・アルミ関税巡り
【ジュネーブ=細川倫太郎】米国が安全保障を理由に鉄鋼とアルミニウムに発動した追加関税を不服として中国などが提訴していた件で、世界貿易機関(WTO)は21日、一審にあたる紛争処理小委員会(パネル)の設置を決めた。ただWTOは過去に安保を巡る紛争の判断を下した例がなく、審理は長期化する可能性がある。
トランプ米政権は鉄鋼とアルミの輸入増が安保上の脅威になっているとして米通商拡大法232条を発動、3月...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り376文字
関連企業・業界