強行採決、議会権威に傷
【ワシントン=中村亮】連邦最高裁判事に就任したカバノー氏の承認手続きで、共和党は民主党の反対に耳を貸すことなく強行採決に至った。1カ月にわたるドタバタ劇は党派対立を先鋭にし、最高裁と議会の権威を傷つける結果となった。
カバノー氏は自らの性的暴行疑惑を巡って、掟(おきて)破りを連発した。「不偏不党」の原則に反し、トランプ大統領に近い米FOXニュースとのインタビューで「私は尊敬の念を持って女性に接し...
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