ブラックユーモア 笑福亭福笑
ここ数年、よく酒の席を共にさせていただいているのが落語好きの医師・小説家、久坂部羊(よう)さんだ。落語から受けた刺激をご自身の小説に盛り込んでいるそうで、落語好きが高じて上方落語協会が募集した上方落語台本大賞に応募して優秀賞も取られている。3カ月に1回ほどのペースで飲みながら落語談議に花を咲かせつつ、私も多くの刺激をいただいている。今作っている新作落語は久坂部作品から着想を得て、老人ホームを舞台...
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