ウォール街、世代交代 金融危機から10年
ゴールドマン・カーライル… 技術進化に対応、異業種連携急ぐ
【ニューヨーク=宮本岳則、大塚節雄】金融危機から丸10年を迎えた今年、米ウォール街で世代交代の動きが一気に進んだ。米銀大手ゴールドマン・サックスを12年間率いたロイド・ブランクファイン最高経営責任者(CEO、63)が引退を決めた。投資ファンドの米カーライル・グループでも創業世代が退任した。テクノロジーの進化など金融業界の環境変化は激しい。若返る次のトップには技術の知見が一段と求められている。
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