ウォール街の王者 ゴールドマン変身模索
投資銀行かフィンテックか 屋台骨トレーディング低迷
米ウォール街の雄、ゴールドマン・サックスが事業戦略の転換を模索し始めた。長く屋台骨を支えてきたトレーディング事業は、金融規制の影響で収益力が下がり、同社の地盤も沈下。金融とIT(情報技術)を融合したフィンテックを使った消費者金融など新しい金融分野が台頭するなか、軸足を完全に移すほどの覚悟はみえない。
「かつてGREAT(偉大な会社)だったゴールドマンは、この10年でGOOD(良い会社)になった」...
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