ヴェオリア・ジャパン社長 野田由美子氏
浜松市で下水道施設の運営権 IoTで費用1割削減
公共インフラを効率的に維持する方法として運営権を民間に売却する「コンセッション」。空港や道路に続き、上下水道分野で日本初の事業が浜松市で始まる。老朽化が深刻な日本の水道をどう維持するのか。代表企業として契約を獲得した水道運営世界大手の日本法人、ヴェオリア・ジャパン(東京・港)の野田由美子社長に聞いた。
――2018年春から20年間、浜松市の下水道施設の運営権を獲得しました。
「オリックスやJFE...
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